ない形―活用早見表
【ない形 活用早見表】
| 品詞 | 作り方 | 例 |
|---|---|---|
| Ⅰグループ動詞 | i → a + ない | 書きます→書かない |
| Ⅱグループ動詞 | ます → ない | 食べます→食べない |
| Ⅲグループ動詞 | 特別 | 来ます→来ない します→しない |
| い形容詞 | い → くない | 高い→高くない |
| ※いい | 特別 | いい→よくない |
| な形容詞 | だ → ではない | きれいだ→きれいではない |
| 名詞 | だ → ではない | 学生だ→学生ではない |
ない形とは?

ない形は、
文を否定する時に使う形です。
動詞では「〜ません」と同じ意味ですが、
ない形は普通形です。
Ⅰグループ活用
✓① i ➡ a
✓②ます➡ ない

Ⅰグループの動詞は、ますの前がiですね。
ない形にすると、iはaに変わります。


さらに、「ます」は「ない」に変わります。

※特別なⅠグループ動詞の活用 ❶
✓ あります ➡ ない

ここでとても重要な例外を紹介します。
それは「あります」です。
「あります」は、Ⅰグループ動詞の活用ルールに則って、学習者が「✖ あらない」と言いたくなるところですので、しっかり押さえておきましょう。


「あります」のない形は、「ない」です。
とてもシンプルです。

※特別なⅠグループ動詞の活用 ❷
✓ 買います ➡ 買わない
✓ 会います ➡ 会わない

次の注意点は、「ます」の前が「い」の時です。
ここは、「買(か)います → ✖かあない」にならないように注意しましょう。


「ます」の前が「い」の時、「い」は「わ」になります。
買います → 買わない
会います → 会わない

※特別なⅠグループ動詞の活用 ❸
✓ 話します ➡ 〇話さない (✖話しゃない)
✓ 待ちます ➡ 〇待たない (✖待ちゃない)

こちらはⅠグループ動詞の活用で問題ないのですが、発音に注意してください。
「ます」の前の「し」や「ち」に引っ張られて、
学習者が「✖はなしゃない」「✖まちゃない」のように間違って発音していないか注意しましょう。

Ⅱグループ活用
✓① ます ➡ ない

Ⅱグループの動詞の活用は簡単です。
「ます」は「ない」に変わります。


「食べます」も同様です。

※特別なⅡグループ動詞の活用
✓① ますの前 i 。でもⅠグループではない。
✓② ます ➡ ない

「見ます」や「います」などはますの前が「i」ですが、Ⅰグループではありません。
Ⅱグループの動詞です。
活用は、Ⅱグループ動詞の活用と同じです。

Ⅲグループ活用
✓①来(きます)➡ 来ない(こない)
✓②します ➡ しない

Ⅲグループ動詞は二つ!
これらは、読み方に気をつけてこのまま覚えましょう。


い形容詞
✓ い ➡ くない

い形容詞は、最後の「い」が「くない」に変わります。

※特別な い形容詞の活用
✓ いい ➡ よくない

「いい」は特別です。
「いい→よくない」です。


「いい」のもとの形は「よい」なので、
✖「いくない」になりません!

な形容詞
✓ だ ➡ ではない

な形容詞は、「だ」が「ではない」に変わります。

な形容詞のない形って、「じゃない」じゃないの?

な形容詞のない形は「きれいじゃない」だと思っていました。

「きれいじゃない」と習った人もいるかもしれませんね。
会話では、
きれいじゃない
便利じゃない
のように「じゃない」を使うことが多いです。
「ではない」と同じ意味です。
「ではない」は少しかたい言い方、
「じゃない」は会話でよく使う言い方です。

名詞
✓ だ ➡ ではない

名詞は、「だ」が「ではない」に変わります。

名詞も「じゃない」じゃない?

「学生じゃない」って言いますよね?

はい、言います。
会話では、
学生じゃない
日本人じゃない
のように「じゃない」を使うことが多いです。
「ではない」と同じ意味です。

な形容詞と同じ形?

あれ、な形容詞と同じ形ですね。

ここで気づいた人もいるかもしれません。
な形容詞と名詞は、ない形の作り方が同じです。
どちらも
だ ➡ ではない
に変わります。
名詞とな形容詞の違いを正しくやさしく伝えるには

少し混乱してきました。
名詞とな形容詞の違いを聞かれたら、どうわかりやすく伝えようかな。

形は似ていますが、役割が違います。
→ 名詞を説明できます。
〇 きれいな町
〇 静かな部屋
【 名詞 】
→ そのままでは名詞を説明できません。
✖ 学生町
✖ 雨日

名詞を説明する時は、
学生の町
雨の日
のように「の」を使います。

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